双愛会
双愛会(そうあいかい)は千葉県市原市潤井戸1343-8に本部に置き、千葉県香取郡多古町多古373-3に本家を置く指定暴力団。
主な施設
本部 - 千葉県市原市潤井戸1343-8
本家 - 千葉県香取郡多古町多古373-3
旧本部 - 千葉県市原市辰巳台西5-9-9
五代目本家 - 神奈川県横浜市中区本牧町2-322
六代目本家 - 神奈川県横浜市磯子区磯子6-24-7
略歴
- 戦前より千葉県下の博徒に大きな影響力を持ち、戦後は横浜港の港湾荷役業で名を馳せた笹田照一(元・笹田一家総長)の舎弟であった高橋寅松が、昭和20年代末頃(または昭和20年)、笹田照一と交誼関係にあった千葉及び横浜の博徒一家を糾合し「魚水会」を結成。
- 笹田一家高寅組に改称。
- 1955年、双愛会に改称。笹田一家から独立。
- 1972年、稲川会、國粹会、東亜会、交和会、義人党、住吉会、松葉会、二率会と共に博徒の親睦団体・関東二十日会を結成。
- 1992年、暴力団対策法に基づく指定暴力団に指定。
- 1992年9月、双愛会副会長・五代目谷戸一家総長・高村明が五代目を継承。
- 2007年7月、五代目・高村明が引退。
理事長・森武男が既に死亡していたため、総本部長・塩島正則が六代目を継承。
継承式には後見人の六代目山口組組長・司忍が社会不在だったため、若頭 ・髙山清司が列席した。
塩島正則は、それまで双愛会会長と傘下の6つの博徒一家の総長との間に盃関係がなかった連合体組織から、各一家総長との間に親子盃を結び、ピラミッド型組織へと改革した。
- 2016年6月、塩島正則が椎塚宣に跡目を譲り、引退。
- 七代目・椎塚宣体制でも、親子盃が交わされている。
- 2023年8月9日、塩島正則が死去。
- 2024年1月現在、双愛会では高齢化並びに次世代継承候補者がおらず、元々港湾業務に於いて三代目山口組組長の田岡一雄と、笹田照一や高橋寅松は兼ねてから親交があり、それ以降も双愛会の代目継承の後見人として六代目山口組組長の司忍が訪れるなど親睦を続け、その縁から六代目山口組中核団体である三代目弘道会若頭の野内正博が、頻繁に千葉県市原市、神奈川県横浜市に訪れているのをマスコミや警察が目撃されている。警視庁は、六代目山口組側の本来の目的は、國粹会と同様に双愛会を山口組系として吸収し、六代目山口組系直参級の勢力を有する三次団体組長たる人物を、次世代の双愛会首領にさせ、その三次団体組長率いる傘下組織も含め精鋭化し山口組系二次団体に昇格、更に山口組の関東への勢力拡大の目的が事実上あるのであれば、双愛会の縄張りが山口組所有となり、関東組織に「貸しジマ」という形で縄張りを貸し出し、対価として縄張りの地代を山口組が得る様になれば、必然的に抗争事件に発展する恐れは十分有得るとして、公安当局を含め十分な警戒を強めているのは事実のようであり、六代目山口組側は、水面下での調整は行われている、と判断されている。
系譜
祖 - 笹田照一(笹田一家総長、四代目小松屋一家総長)
初 代 - 高橋寅松(高寅一家総長)
二代目 - 畔田丈夫(畔田一家総長、二代目笹田一家総長)
三代目 - 高橋二郎(三代目笹田一家総長)
四代目 - 石井義雄(五代目小松屋一家総長)
五代目 - 高村 明(五代目谷戸一家総長)
六代目 - 塩島正則(六代目谷戸一家総長)
七代目 - 椎塚 宣(四代目寺島一家総長)
双愛会組織図
会 長 - 椎塚 宣(四代目寺島一家総長)
理事長 - 荻野典昭(七代目谷戸一家総長)
幹事長 - 吉井勝明(四代目畔田吉清一家総長)
本部長 - 小高政司(七代目上金一家総長)
組織委員長 - 下村 清(谷戸一家総長補佐・三代目塩島組組長)
渉外委員長 - 杉山 隆
諮問委員長 - 田中勝広(上金一家総長付)
風紀委員長 - 吉井孝一
慶弔委員長 - 木下英吾(谷戸一家若頭)
事務局長 - 海老澤敏己(三代目吉田一家総長)
芥川健悟(谷戸一家舎弟頭・芥川組組長)
斉藤行弘
原 俊夫
森下勝治
田沢宏也
畑中満男
植草正幸
伊藤順俊
久保秀夫
椿 忠相
渡辺秋雄
鶴岡仙太郎
三浦靖守
加藤光明
石井邦王
片岡辰夫
吉井和夫
木村 洋
加藤昌司
加藤康二(上金一家舎弟)
渡辺高雄
矢代茂夫
大崎栄治
岡庭 忠
和泉義行
伊藤正巳(上金一家総長補佐)
山岡真治
坂本利雄
双愛会傘下団体
過去
友好組織
関東親睦会
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