小金井一家
十二代目小金井一家(こがねいいっか)は神奈川県横浜市都筑区東方町113-1に本部を置く暴力団で、指定暴力団・稲川会の二次団体。旧・京浜小金井一家。
略歴
- 幕末に端を発し、府中を中心に溝口、川崎、横浜まで広大な縄張りを有した藤屋万吉を祖とする。
- 後に子分の小金井小次郎が万吉の跡目を継ぎ小金井一家を興した。
- この頃配下3000人とも言われ、現在の新宿、府中、小金井、吉祥寺、川崎、横浜等に広大な縄張りを有した。
- 小金井小次郎の跡目を藤屋万吉の実子市村和十郎が継いだ。
- 1958年、日本國粋会が結成され、小金井一家も加わった。
- 1969年、小金井一家は中杉一家、辺見一家、親之助一家とともに國粋睦を脱退し、新たに二率会を結成した。
- 2001年、二率会が解散し、小金井一家九代目総長・岡澤和佳志が引退した。小金井一家の名跡は一旦途絶えた。
小金井一家の東京都の勢力は四軒寺、十二社、笹塚、府中等に分かれ住吉会に加入、神奈川県の勢力は小金井一家川崎・篠田徳太郎が京浜小金井一家として稲川会に加入した。
- 2003年、元小金井一家大島五代目で京浜小金井一家代行・真田組組長・真田友仙、京浜小金井一家本部長・箕輪組組長・箕輪勇が稲川会直参に昇格した。
- 2006年、稲川会跡目問題で、篠田、真田、箕輪は熱海派についたため、除籍等の処分となった。
- 京浜小金井一家は鈴木隆一が跡目を継承。二代目小金井一家と改称した。
- 鈴木隆一が十代目小金井一家を名乗った。
- 瀬戸正昭が十一代目を継承した。
- 稲川会執行部・四代目山川一家若頭・池田龍治が十二代目を継承。本部を神奈川県川崎市幸区下平間275-10から旧池田組本部に移転した。
小金井一家系譜
祖 - 藤屋万吉
初 代 - 小金井小次郎
二代目 - 市村和十郎(府中初代)
三代目 - 西村林右衛門(神奈川初代)
四代目 - 金子萬吉(神奈川二代目)
五代目 - 渡辺国人(神奈川三代目)
六代目 - 石井初太郎(川崎三代目)
七代目 - 納谷富蔵(二率会初代会長・四軒寺六代目)
八代目 - 堀尾昌史?(二率会四代目会長・新宿五代目)
九代目 - 岡澤和佳志(二率会五代目会長・四軒寺八代目)
篠田徳太郎(京浜小金井一家総長)
十代目 - 鈴木隆一(稲川会直参・京浜小金井一家総長)
十一代目 - 瀬戸正昭(稲川会直参)
十二代目 - 池田龍治
小金井一家組織図
総 長 - 池田龍治(稲川会総本部長・神奈川ブロック統括長)
最高顧問
瀬戸正昭(十一代目小金井一家総長・瀬戸組初代組長)
相談役
特別相談役 - 安倍茂雄
特別相談役 - 篠田庄太郎
常任相談役 - 戸張憲治
常任相談役 - 田口儀夫
相談役 - 味村一二三
相談役 - 藤巻 上
相談役 - 菊池重蔵
相談役 - 桑原 進
舎弟頭
栗山真人
最高幹部
若 頭 - 千葉一也(稲川会直参・二代目池田組組長)
総長補佐 - 小野英樹(稲川会代表理事 小野組組長)
幹事長 - 齋藤信吾(稲川会理事・二代目瀬戸組組長)
本部長 - 岩居照也(稲川会代表理事・綱島総業組長)
統括委員長 - 根本龍幸(稲川会代表理事・新横総業組長)
慶弔委員長 - 若槻勇仁(稲川会理事・小野組若頭)
渉外委員長 - 前田龍将(稲川会理事・新横総業若頭)
風紀委員長 - 石原博信(稲川会理事)
懲罰委員長 - 浦上 貴
運営委員長 - 南 康一
事務局長 - 伊藤慶紀(稲川会理事)
若頭補佐
長谷川 豊
福永憲一
植松五郎
圷 隆
森山和俊
岩田 卓
大久保大作
行動隊長
古家和磨(稲川会理事)
総長秘書
野村泰人
総長付
山内大貴
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