共和一家
八代目共和一家（きょうわいっか）は千葉県富里市七栄480-59に本拠を置く暴力団で、指定暴力団・住吉会の二次団体。
略歴
- 嘉永元年（1848年）5月、下総国香取郡津宮村に佐原林之助こと坂本林蔵が生まれる。
- 佐原林之助17歳より諸国を周り、茨城では鯉淵一家の闘いに加勢した。
- 千葉へ戻り佐原町に住み千葉県下同志と図り、地方に災害等ある時は率先して義援する目的を持つ集団を共和會と称して年に一度大会を開くことになり、佐原林之助は総長に推薦された。
- 共和會は明治25年に結成され、勢力範囲は下総台地の北辺から九十九里平野までを含めていた。
- 1888年、その後共和一家と称し、二代目・森盛之助、三代目・岡沢健三、四代目・堀越常雄と継承された。また東京都にも勢力を伸ばした。
- 共和一家に連なる者が住吉連合会に共和聯盟を組織した。
また共和聯盟には千葉共和睦（中村忠治）、東京共和睦（共和一家濱中三代目・村井五郎）が作られ会頭を中越善次郎となった。
- 共和一家四代目・堀越常雄が引退し、中村忠治が共和一家五代目を継承。住吉連合会・共和一家となる。
- 関功が共和一家六代目を継承。
- 小川修司が共和一家七代目を継承。
- 時期は不明であるが共和一家根岸、共和一家斎藤は松葉会に加入している。
- 2022年5月31日午前、千葉県いすみ市内の別荘で関功が倒れているのを側近が発見し、千葉県内の病院に救急搬送されたが、同日正午過ぎ脳溢血により死亡が確認された。享年76歳。
- 同年6月3日・4日・5日、共和一家本部で関功の住吉会葬儀が営まれた。
3日は東日本の主要組織のトップを中心に多くの親分衆が参列。4日には西日本を中心とした多くの主要組織のトップらが参列した。
出迎えには住吉会、共和一家ともに後継となった会長・小川修司が中心となり、2日間にわたり全国の首領が集結する盛大な葬儀となった。
6月5日の最終日は、住吉会の身内だけの会葬とし、盛大に関功を送り出した。
- 2023年6月、住吉会の人事改正により、大多和賢治は住吉会懲罰委員長から組織委員長に就任。
系譜
初 代 - 佐原林之助こと坂本林蔵
二代目 - 森 盛之助こと坂本盛之助
三代目 - 岡沢健三こと坂本健三
四代目 - 堀越常雄（笹川一家五代目）
五代目 - 中村忠治（住吉会常任顧問）
六代目 - 関 功（住吉会代表）
七代目 - 小川修司（住吉会会長）
八代目 - 大多和賢治
八代目共和一家組織図
総 長 - 大多和賢治（住吉会組織委員長）
代 行 - 石井康祐（住吉会執行相談役）
理事長 - 渡辺 武（住吉会会長補佐）
幹事長 - 根本隆男（住吉会会長補佐）
本部長 - 小倉昌明（住吉会東関東地区統括長）
組織委員長 - 斎藤 元（住吉会組織委員）
慶弔委員長 - 田代恵吾（住吉会組織委員）
運営委員長 - 本宮浩行（住吉会組織委員）
総務委員長 - 田邉貴裕（住吉会組織委員）
渉外委員長 - 宮崎光雄（住吉会組織委員）
事務局長 - 大澤良二（住吉会組織委員）
委員長補佐
鵜沢康正（住吉会組織委員）
田邉孝司（住吉会組織委員）
吉野剛一（住吉会組織委員）
黒川 翔（住吉会組織委員）
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