松阪米太郎
松阪米太郎(まつさかの よねたろう、神谷米太郎(かみや よねたろう)、本名:紙谷重太郎、天保12年 - 明治28年7月4日)は幕末の侠客、博徒。伊勢紙谷一家初代。吉良仁吉の子分。
略歴
- 北伊勢に神谷米太郎なる者あり。
- 吉良一家二代目親分藤村馬之助の食客となる。
- 当時幡豆郡寺津村に天野と称する有力な半稼師あり、その実子天野良蔵?が実父の妾と通じて父の怒りを買う。天野は神谷米太郎に息子良蔵の殺害を依頼する。
- 神谷米太郎は良蔵に見所ありとして旅費を与え、自己の故郷伊勢に落とし、良蔵を殺害したと偽った。
- 伊勢に落ちた良蔵は亡魂竹または天野稲次郎と称して北伊勢を抑え、伊賀国にまで勢力を伸ばした。
- 良蔵は恩人である神谷米太郎を迎えて初代親分として神谷一家を興した。
- 明治28年7月4日没。享年54歳。
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