清水一家
六代目清水一家(しみずいっか)は静岡県静岡市清水区庵原町138-10に本部を置く暴力団で、指定暴力団・六代目山口組の二次団体。
略歴
- 幕末に遠州清水を中心に勢力を有し海道一の親分と呼ばれた清水次郎長の一派に端を発する。
- 独立名門博徒一家として存在したが、1966年、五代目の頃に解散。
- 五代目清水一家の幹部であった美尾尚利が、独立組織・美尾組を興す。
- 1982年、三代目山口組・黒澤組舎弟として山口組傘下に参画。
- 1984年、山口組分裂の混乱の中、黒澤組長が引退し黒澤組が解散。美尾組は四代目山口組若中として直参昇格。
- 2002年10月、美尾尚利が病気引退。
美尾組若頭で陣内組組長・高木康男が美尾組の地盤を引き継ぎ、組織名称を「五菱会」と改称、高木康男が五菱会会長に就任した。
- 2003年11月、「ヤミ金融事件」の警察による操作が本家・山口組に及んだことから組織名称を再び「二代目美尾組」に改称。
- 2007年2月28日、高木康男が清水一家の系譜を継ぐ正当な後継者として、また清水次郎長のネームバリューを利用するため、清水一家六代目を名乗り六代目清水一家に改称した。
これに対しては浪花節や小説映画の題材ともなり清水の観光資源にもなっていた清水一家の名跡が、現代の暴力団として復活することでイメージダウンにつながると、地元住民の反対もあった。
系譜
清水一家または次郎長一家系譜
初 代 - 清水次郎長(本名:山本長五郎)
二代目 - 清水大政こと山本政五郎?(本名:原田熊蔵)
三代目 - 増川仙右衛門(本名:宮下仙右衛門)
四代目 - 山本小三郎
五代目 - 小沢惣太郎
六代目格 - 岩崎市蔵
七代目 - 鈴木幸太郎
八代目 - 田辺武一
九代目 - 田辺金吾
系譜整理後
初 代 - 清水次郎長
二代目 - 小沢惣太郎
三代目 - 鈴木幸太郎
四代目 - 田辺武一
五代目 - 田辺金吾
美尾組初代 - 美尾尚利
六代目 - 高木康男(五菱会会長・二代目美尾組組長)
組織図
総 長 - 高木康男(六代目山口組若頭補佐・東海ブロック長)
若 頭 - 高木明良(三代目美尾組組長)
舎弟頭 - 望月孝雄(二代目杉山組組長)
本部長 - 吉岡 宏(吉岡組組長)
若頭補佐・東京責任者 - 田嶋 聡(三代目陣内組組長)
若頭補佐 - 前田利一(二代目田辺会会長)
幹 部・総長秘書 - 槙野訓裕(槙野組組長)
舎弟
内野英機(内野組組長)
次郎長一家二十八人衆
海道一の大親分・清水次郎長が率いた次郎長一家には次郎長一家二十八人衆(清水二十八人衆)と呼ばれた有力な侠客がいた。
上記の他、大瀬半五郎と関東綱五郎を同一人物とする説や清水次郎長を含めない説などがある。その場合関東丑五郎(本名:加藤市五郎)、小川勝五郎(本名不詳)らが加えられる。
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