五十嵐 孝
五十嵐 孝(いがらし たかし)は日本のヤクザ。指定暴力団・住吉会総本部長、幸平一家十二代目総長代行・五十嵐組組長・池袋一円総貸元。
人物像
略歴
- 1983年10月6日、幸平一家十二代目・池田会・木村睦?・川井組組員が抗争相手の極東会系組員と間違い、
警戒警備に当たっていた警察官を誤射し重傷を負わせた。
さらにその流れ弾が外壁などから跳ね返り、通行人にも命中し軽傷を負わせる重大な事件が発生した。
抗争の拡大が懸念される中、住吉連合会会長・堀 政夫と、三浦連合会総長・松山眞一(後に極東会五代目会長)の話し合いで和解し、
池袋抗争を終結させた。
- 1998年(平成10年)3月5日夜から6日昼にかけて、第一次池袋抗争の再来を思わせるような、
住吉会系幸平一家十二代目と極東会系眞誠会との間で連続6件の拳銃発砲事件が発生し、これがきっかけで第二次池袋抗争の火ぶたが切られた。
- 極東会との第二次池袋戦争が過激化し、五十嵐組と極東会系高橋総業の抗争が最も熾烈を極めた。
この抗争は、数日中に住吉会会長・西口茂男と極東会五代目会長・松山眞一との話し合いで和解に至った。
この抗争の要因は、第一次池袋抗争は和解したものの、末端では火種が燻っていたことと、縄張りと経済基盤の拡大を強引に進む幸平一家十二代目と、
豊島区池袋生まれ池袋育ちの高橋総業組長である高橋仁(2023年現在・極東会会長)が、一歩も退かない地元のメンツに掛けた戦いであった。
- 住吉連合会・幸平一家十二代目総長代行就任。
- 住吉会会長である西口茂男から直々の強い要望で、住吉一家へ養子入りを要請された程の、90年代後半の金筋な実力者である。
- 新宿東組長歴任、同時に新宿東口貸元襲名。
- 住吉会会長西口茂男の組織体制で、五十嵐は住吉会総本部長就任。
この時代の住吉会役員が、理事長・馬橋一家六代目総長稲垣富二、総本部長・幸平一家十二代目総長代行五十嵐 孝、組織委員長・向後睦会四代目会長熊川邦男、渉外委員長・共和一家六代目総長関 功(後に住吉会代表)の布陣である。
- 持病の悪化により永眠。
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