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* 下田兼五郎 [#x7cba52a]
''下田兼五郎''（しもだの かねごろう、本名・吉原兼五郎）は幕末の侠客、博徒。[[下田一家>下田一家（神奈川県）]]初代。
** 略歴 [#l85a5fe8]
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-横浜下田の人。
-文政7年生。
-屋号は小松屋といった。
-武州の港北区（現川崎）を中心に勢力を張った。
-最大の火場所は川崎の影向寺で、ここは関東屈指の古刹であることから、多くの博奕打ちが訪れ、彼らと盟を結んだ。
-ある時、三宅島帰りの[[小金井小次郎]]が、ここで兼五郎に会い大歓迎を受けた。しかも、今までもらったことの無いほどの草鞋銭に、さすがの小次郎も度肝を抜かれ、兼五郎と兄弟分の盃をかわしたという。
-跡目を子分に譲り、自らは引退して悠々自適な晩年を過ごす。
-明治16年1月18日没。享年59歳。
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