江戸屋一家
十一代目江戸屋一家(えどやいっか)は群馬県館林市青柳町1600-14に本部を置く暴力団で、指定暴力団・稲川会の二次団体。旧・虎五郎一家。
略歴
- 江戸屋虎五郎は、文化十一年(一八一四)一月五日、武州新座郡岡村(現朝霞市)に生れる。
若い頃に入間郡藤久保の相撲取上りの親分、獅子ヶ嶽重五郎こと仲野重五郎の乾分となるが、親分重五郎の女房おたきの実弟・萬吉を殺し、遠州・三河・甲州と旅をして館林に逃げて来て、香具屋ノ彌七こと栗原彌七のところに厄介になっていた。
虎五郎の男らしさに惚れたのが、香具屋の兄弟分江戸屋ノ兵右衛門こと岡安兵右衛門で虎五郎を娘のチカの婿養子にした。
虎五郎は大前田栄五郎の舎弟分で、兄弟分には三島の大場久八、佐野の京屋元蔵、舎弟分には三州の八尾ヶ嶽宗七(保下田久六)らがいた。虎五郎跡目は柴田三吉が継ぐ。
大前田栄五郎墓に大世話人タテハヤシ・寅五郎、間之川又五郎碑に周旋・岡安虎五郎、足利市野田にある不名の碑に上州館林町・寅五郎と刻銘あり、大前田一家に伝わる栄五郎の位牌の中にあるヘギ板に小林虎五郎、明治二十八年十月二十日歿とあるので虎五郎の旧姓は小林虎五郎だと思われる。
虎五郎の墓の台石には、間之川一家、京屋一家、大前田一家、香具屋一家、上州小金井一家、太田一家、広瀬一家の貸元と虎五郎の乾分、計六十七名の刻銘がある。
系譜
初 代 - 江戸屋兵右衛門(本名:岡安兵右衛門)
二代目 - 江戸屋虎五郎(本名:岡安虎五郎)
三代目 - 柴田三七
四代目 - 大黒屋喜三郎
五代目 - 谷津元吉
六代目 - 木村市蔵
七代目 - 茂木慶次郎
八代目 - 針谷荘吉
九代目 - 柏木 渡
十代目 - 石井堅三郎
十一代目 - 鈴木孝広
組織図
総 長 - 鈴木孝広(稲川会直参)
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