久居才次郎
久居才次郎(ひさいの さいじろう、本名・浅野才次郎)は幕末の侠客、博徒。伊勢神戸一家。
略歴
- 伊勢国一志郡久居(後の三重県久居市、現在の津市久居)の人。
- 天保14年(1843年)2月3日、浅野又助の長男に生まれる。
- 慶応元年4月、愛知県岡崎西町の柴田孝全の長女たいと結婚。
- 神戸長吉の跡目養子となる。
- 1866年、荒神山の喧嘩に参加する。敵将の角井門之助を討ち取る。
- 明治3年7月13日、山田の遠州屋小亀を夕涼み中襲撃して殺害した。
- 1875年、伊勢国一志郡久居(現在の三重県津市久居)に定住し、神戸長吉の跡目を継ぐことなく、弟分の糸屋市五郎が継いだ。
- 才次郎六分、松阪米太郎四分の兄弟分。
- 明治26年10月21日没。行年51歳。墓所は三重県久居市二ノ町の妙華寺。
墓には朝野才五郎とある。
- 才次郎の妻たいは才次郎死後巴御前と渾名あり、女親分であった。
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