道仁会
道仁会(どうじんかい)は福岡県久留米市京町247-5に本部を置き、福岡県久留米市合川町110-1に会館を置き、福岡県久留米市上津町1972に本家を置く指定暴力団。親睦団体「四社会」に加盟し、四社会承認を受け、組織間で九代目住吉会と「五分の兄弟会」。
略歴
- 1971年、古賀一家の古賀磯次が主導し4団体を統合し道仁会を結成。初代会長に古賀磯次が就任。
- 1992年、初代の幹事長であった松尾誠次郎が二代目を襲名。
同年、暴力団対策法に基づく指定暴力団に指定。
- 2006年、松尾誠次郎が引退を表明、大中義久(松尾義久)が三代目を襲名。
村上一家を中心とした勢力が人事決定に反発し道仁会から脱退、新団体・九州誠道会を設立し抗争に突入。
- 2007年8月18日、福岡市中央区黒門の路上で九州誠道会系組員、岡久伸と村上知輝が、道仁会三代目会長の大中義久を射殺。
車から降りたところを頭部に銃撃を受け即死。抗争は一気に激化した。
- 2007年9月14日、服役中の道仁会理事長、小林哲治が四代目を継承。
- 2012年12月、多数の死者を出し抗争が激化した事を受け、九州誠道会とともに改正暴対法に基づく特定抗争指定暴力団の指定となった。
- 2013年6月、九州誠道会との抗争終結の旨の宣言書を福岡県警久留米署へ提出。その後、特定抗争指定暴力団の指定は2014年6月26日をもって解除された。
- 2021年2月、住吉会・十三代目幸平一家総長・加藤英幸の尽力により、道仁会会長・小林哲治、住吉会会長・関功が熟慮協議を重ね、九州親睦団体・四社会承認のもと、業界初となる住吉会と「五分の兄弟会」の親戚縁組した。
- 2021年5月13日、九代目住吉会・道仁会・五代目工藤會での懇親会が行われた。九代目住吉会と工藤會とは、三代目工藤會から付き合いが始まり、四代目でより親交を深め、五代目工藤會発足の儀の折には、道仁会、太州会、熊本會という「四社会」の加盟各団体の首領らに加え、住吉会の首領にあたる(当時)住吉一家七代目総長の福田晴瞭、計4名が“特別見届け人”として列席しており、五代目工藤會親戚団体の関係であることを踏まえ、現在拘留中の野村 悟総裁、田上文雄会長、菊池啓吾理事長の代理として五代目工藤會最高幹部が出席したことが伺える。
道仁会系譜
初 代 - 古賀磯次
二代目 - 松尾誠次郎
三代目 - 大中義久
四代目 - 小林哲治
道仁会組織図
会長 小林哲治 [#a39c26d0]
最高顧問
篠塚信之(三代目平野組総裁)
執行部
会長補佐 - 坂本康弘(三代目平野組組長)
理事長 - 福田憲一(福田組組長)
本部長 - 水上 強(三代目前田一家総長)
理事長補佐 - 堤 修平(三代目松尾組組長)
理事長補佐 - 武田俊博(二代目出口一家総長)
理事長補佐 - 古賀繁敏(二代目荒巻組組長)
理事長補佐 - 篠塚 太(二代目篠塚組組長)
理事長補佐 - 大沢孔一(大沢組組長)
風紀委員長 - 尾形隆明(三代目小林組組長)
慶弔委員長 - 竹田隆史(竹田組組長)
本部長補佐・事務局長 - 菊川泰二郎(三代目大平組組長)
本部長補佐 - 山崎智史(博道組組長)
副会長
山田貞美
森憲一郎(森組組長)
平山貞男
本家総責任者
松隈達也(三代目池田組組長)
直若
矢ヶ部哲司(矢ヶ部組組長)
浦塚 明(二代目中村一家総長)
志岐公司(三代目吉岡一家総長)
平山伸矢(平山組組長)
塩満哲也(御薗会会長)
山下十志郎(二代目長崎一家総長)
岩崎弥太郎(三代目見城組組長)
岡田 充(岡田組組長)
中山雄次(中山組組長)
江頭康広(江頭組組長)
松永一夫(松永組組長)
古賀奎輔?(奎仁会会長)
東田弥勇毅(四代目古賀一家総長)
田中雅文(三代目池田組組長)
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