四軒寺藤蔵
四軒寺藤蔵(しけんでらの ふじぞう、しけんでらの とうぞう、本名・鈴木藤蔵、1830年 - )は幕末の侠客、博徒。小金井一家四軒寺初代。
略歴
- 天保元年(1830年)、吉祥寺の旧家に生まれるき。
- 20歳頃までは伯父の材木商を真面目に手伝っていたが、賭場に足繁く通うようになり小金井小次郎と顔見知りになった。
- 身長は6尺。大変な力持ちで、その上性格は豪胆で義侠に富み博奕が飯より好きだった。
- 24歳の頃、小金井小次郎の盃を貰い、その3年後には四軒寺を預かる身となる(四軒寺初代貸元)。
- 安政3年、小金井小次郎が捕えられて三宅島送りとなるが、四軒寺藤藏たちが力を合わせ親分の留守宅を守った。
- 小金井一家四天王に数えられる。
- 明治2年(1869年)5月22日歿。39歳(または40歳)。墓所は東京都武蔵野市吉祥寺の月窓寺。
墓には弟分や乾分ら多勢の刻名がある。
- 跡目は松庵村の並木作治郎?が継ぐ。
検索用
鈴木藤蔵、鈴木藤藏、四軒寺藤藏、四軒寺ノ藤藏、四軒寺ノ藤蔵
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