入江 禎
入江 禎(いりえ ただし、1944年12月9日生)は日本のヤクザ。二代目宅見組組長。指定暴力団・六代目山口組では最高幹部の一役「総本部長」、後に「舎弟頭」を担っていた。2015年の平成27年9月より神戸山口組副組長。2020年令和2年8月4日、神戸山口組を脱退。二代目宅見組は独立組織となる。
略歴
山口組
- 1997、宅見組初代組長、宅見勝が中野会により射殺され、宅見組の二代目を継承し、山口組の直参に昇格。
六代目山口組の発足と同時に山口組の「総本部長」の役に就任。以降の山口組で高山清司に次ぐ第三の有力者とされた。
- 2010年12月1日、高山清司の逮捕からわずか2週間後に、宅見勝射殺の絡みで対立関係にあった中野会若頭を射殺し、殺人罪で服役していた組員の家族に現金を渡したとする「賞揚等禁止命令違反」から、暴力団対策法違反容疑で大阪府警に逮捕された 。
- 2011年3月、有罪が確定。懲役10ヶ月、執行猶予3年の判決を受けた。
- 2013年10月、六代目山口組舎弟頭に就任。
- 2013年12月19日、米財務省は、日本国内外で麻薬の密輸や人身売買などの犯罪行為に関与しているとして、入江禎を金融制裁の対象に指定。
神戸山口組
- 2015年8月26日、六代目山口組若頭補佐・四代目山健組組長の井上邦雄とともに山口組を離脱。
同年8月27日付で山口組から絶縁処分を受ける。
共に離脱した13団体と井上邦雄を組長とする神戸山口組を結成、副組長に就任。
- 2020年8月4日、神戸山口組を脱退。独立組織となる。
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