JPドラゴン
JPドラゴン(ジェイピードラゴン JP DRAGON)は、日本人の元暴力団組員らにより結成され、フィリピンの首都マニラ周辺で活動する犯罪組織。
概要
- 山口組系元幹部らにより、2014年頃にフィリピンで組織化した犯罪グループとみられている。
- JPドラゴンのメンバーの特徴として手に「JP DRAGON」のタトゥーがある。
- 2019年、日本側がフィリピン側に通告した容疑者リスト10人の中に、JPドラゴンのトップや幹部らが含まれ、日本当局から窃盗容疑で逮捕状が出され、指名手配されている。
主な活動
- 闘鶏賭博や現地の日本人からみかじめ料の徴収や、フィリピンから日本国内に向けた特殊詐欺の指示などを行う。
- 「ルフィ」などと名乗り、フィリピンの収容所にいながら日本各地の強盗事件などに指示を出し、一連の事件を起こした日本人犯罪グループの幹部らを統括する。
主な事件との関係
- 2022年ごろから日本各地で発生した強盗事件を指示したフィリピンを拠点とする「ルフィグループ」との関係が指摘されている。
- JPドラゴンは「ルフィ」、「キム」などと呼ばれていた男らが収容されていた、フィリピンのビクータン収容所で、男らと面会し携帯電話や強盗に使用された名簿などを差し入れたりしていた。
- 2019年、フィリピン当局がルフィグループの特殊詐欺の拠点を摘発した際には、逃走を手助けしていたとされる。
その後の経緯
- 2024年1月24日、フィリピンでの詐欺事件に関与したとして、マニラの日本料理店にいた幹部・小山智広をフィリピン司法当局が拘束した。
- 同年3月4日、特殊詐欺事件に関与し、被害者からキャッシュカードを盗んだとして、福岡県警が窃盗容疑で逮捕状を取っていた幹部・鹿児嶋孝之が、フィリピンのパサイ市ロハス大通り沿いで入国管理局逃亡者捜索部の捜査員により拘束された。
- 2024年3月18日、弁護を担当してはいない男性弁護士が、自ら特殊詐欺事件や広域強盗事件などで起訴されているルフィグループ幹部の男と接見を申し込み、ルフィグループ幹部の男と接見した際に、自身の携帯電話でJPドラゴンの幹部ら数人とビデオ通話でつなぎ、口裏合わせをさせるなどして証拠を隠滅したとして、警視庁はこの弁護士を処分意見として地検に判断を委ねる「相当処分」で書類送検した。
JPドラゴンの主なメンバー
- リーダーは、神戸山口組組長・井上邦雄から盃を受けているフィリピン在住歴30年以上の男(徳島県出身)で、父親は山口組傘下幹部。
- ナンバー2は、JPドラゴンの金庫番を務める男で、闘鶏や日本食店など表のビジネスに加え、特殊詐欺に関与しているとみられる。
- ナンバー3は、2024年1月にフィリピンの詐欺容疑で現地当局に拘束され、3月に入管施設に収容された小山智広とみられる。現地で特殊詐欺の「かけ子」を束ねる重要な立場。
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