磧上義朝
磧上義朝(せきがみ よしとも)は日本のヤクザ、博徒、四代目上萬一家向島貸元・磧上会顧問・住吉一家四代目総長・磧上義光の実兄。
略歴
- 磧上義朝も博徒組織、四代目上萬一家の貸元である。磧上会顧問。
- 1938年(昭和13年)、日頃から仲の良い、六代目落合一家総長・高橋岩太郎や銀座の七代目生井一家総長・篠原縫殿之助、実弟の磧上義光らとともに湯河原、熱海、箱根の賭場で博徒らに対する恐喝を繰り返し、博徒らから金銭を奪った。これが後に事件化し、同時に暴力団組織の集合体の関東会が自民党内による派閥抗争に対する警告文で、暴力団が連帯して政治に介入してきた問題でもあり、その影響力拡大に警戒感を強めた検察側が、警察当局に関東会壊滅を指示。警視庁による暴力団壊滅第一次頂上作戦の逮捕状の口実を与える要因になった。
- 磧上義朝は住吉一家三代目総長・阿部重作の五厘下がりの兄弟分でもあった。
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