大久保代八
大久保代八(おおくぼの よはち、本名:田中代八(たなか よはち)、-1784年)は江戸中期の侠客、博徒。上州博徒の元祖。大久保一家初代。
略歴
- 九州のある藩の家臣であった。
- 脱藩した幼な友である別の家臣を藩主の命で追い、討ち果たすが武士の掟の非情さに主家に禄を返上し浪人となる。
- いたる地で人望と人柄を見込まれ仕官を勧められるが、その意志がないため各地を去るしかなかった。
- 両党を捨て根を下ろした地が上州、三国街道の街路で越後伊香保への街路吉岡村大久保であった。
- ここで大久保一家を興す。
- 大前田一家初代・大前田英五郎の父・大前田久五郎や、生井一家初代・生井弥兵衛は大久保一家の貸元であった。
- 1784年3月28日、博徒狩りにより捕らえられ死亡。
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