東声会
六代目東声会（とうせいかい）は東京都港区六本木3-15-25 善隣会館2階 東亜企画に本部を置く暴力団。
略歴
- 町井久之が前身の愚連隊町井一家を結成。
- 1947年、町井久之が町井一家を母体に銀座に東声会を結成。
- 1963年、町井久之は三代目山口組組長・田岡一雄の舎弟となり、東声会は山口組の傘下になった。
- 同年12月、関東会に参画。
- 1965年1月、関東会が解散。
- 1966年、警視庁の頂上作戦により東声会が解散。
- 1967年、東亜友愛事業組合として再建。理事長に旧東声会副会長・平野富士松が就任。
- 1972年、関東二十日会に加盟。
- 三代目山口組組長・田岡一雄と町井久之の舎弟盃以来、沖田守弘が三代目山口組、四代目山口組で「若頭補佐待遇」とされるなど友好関係を保ち親戚団体の一つとなっている。
- 東亜友愛に改称し、理事長に二村昭平が就任。
- 東亜会に改称。会長に二村昭平が就任。
- しばらく会長不在が続く。
- 1999年、金海芳雄が会長に就任。
- 2005年、六代目山口組組長・司忍を後見人に迎え、関係を更に強化した。
- 2016年10月、金海芳雄が総裁に退き、早野 泰が会長に就任。同時に東声会に改称。約50年ぶりに当初の名称を復活させ、当時の首領を順次代目継承者とし、現在は六代目となった。
- 関東親睦会に加入してる組織で唯一、暴力団対策法による「指定暴力団」の指定を受けていない。
- 2024年現在、若い世代でも60歳代であり、在籍する会員の高齢化により組織自体の存続が危ぶまれているのは事実だが、指定暴力団と認定はされておらず、二次団体も二組織のみで他の指定暴力団に吸収されることもなく自然消滅するであろうと予測されている。しかしいずれも、今後他の組織同士での利権である縄張り争いが起こりうる可能性は捨てきれない。
系譜
東声会
会 長 - 町井久之
東亜友愛事業組合
理事長 - 平野富士松
理事長 - 沖田守弘
東亜友愛
理事長 - 二村昭平
東亜会
会 長 - 二村昭平
会 長 - 金海芳雄
東声会
会 長 - 早野 泰
整理後
初 代 - 町井久之（三代目山口組舎弟）
二代目 - 平野富士松
三代目 - 沖田守弘（三代目山口組、四代目山口組・若頭補佐待遇）
四代目 - 二村昭平
五代目 - 金海芳雄
六代目 - 早野 泰
六代目東声会組織図
会 長 - 早野 泰
執行部
理事長 - 相馬雄二（四代目金海興業会長）
幹事長 - 高橋 勝
本部長 - 吉川 廣（五代目伊藤興業代表代行）
統括委員長 - 中田孝行
組織委員長 - 西尾浩一
渉外委員長 - 大迫友幸
事務局長 - 新井栄一
顧問
牛膓正男（四代目金海興業顧問）
村尾幸一郎（四代目金海興業顧問）
常任相談役
田中 稔
吉川登志雄（四代目金海興業最高顧問）
友好組織
六代目山口組
関東親睦会
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