栃木一家
栃木一家四代目(とちぎいっか)は栃木県栃木市に本部を置く暴力団で、指定暴力団・住吉会の二次団体。四代目親和会加盟。
略歴
祖・小松澤繁助
- 栃木初代・小松澤繁の父である小松澤繁助は、もともとは駅馬車をやっており近衛三十六部隊に軍馬も納めていた。
- 1923年に合資会社関東自動車商会(現在の関東自動車株式会社)が設立された時の創立者の一人でもあった。
- 資産家でもあり、栃木市内に広大な土地を所有し、貸家も百軒近く持っていた。
初代・小松澤繁
- 小松澤繁は早くからぐれて傷害事件を起こし、豪遊半端ない遊び人であり、父の事業を承継する事なく財産を使い果たす。
- 父・小松澤繁助の番頭をしていた小田部浅吉という人物がいた。
小田部浅吉は幕末からの歴史を持つ栃木一家の9人の貸元の1人でもあったが、この頃の栃木一家は衰退していた。
- もとから博奕や芝居や講談に登場する任侠の世界が好きであった小松澤繁は、小田部浅吉に代わり一家を再興しようと栃木一家初代を名乗り、昭和初期の頃に再建をなし遂げた。
- 栃木県内の博徒の連合親和会の設立に尽力し、初代会長に就いた。
二代目・小松澤英雄
三代目
四代目
系譜
再興後
初 代 - 小松澤繁(親和会初代会長)
二代目 - 小松澤英雄(親和会二代目会長)
三代目 - 亀井康雄(住吉会筆頭委員長補佐・四代目親和会幹事長)
四代目 - 須賀祥行
栃木一家四代目組織図
総 長 - 須賀祥行(住吉会専任相談役・直参・親和会審議委員長)
総長代行 - 石川 仁(住吉会組織委員・親和会副会長・栃木一円貸元・石川組組長)
理事長 - 山口 彬(住吉会組織委員補佐・小山板橋六代目貸元)
幹事長 - 藤沼和重(住吉会組織委員・壬生地区代表)
本部長 - 酒巻和幸(住吉会組織委員補佐・二代目樺山組組長)
事務局長 - 山本周平(住吉会組織委員補佐・石川組代行)
組織委員長 - 長津政史(住吉会理事・小山板橋六代目幹事長)
渉外委員長 - 渡邉雄一(住吉会理事・小山板橋六代目本部長)
最高顧問 - 新井 静(六代目小山板橋相談役)
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