清勇会
二代目清勇会(せいゆうかい)は大阪府堺市堺区中之町西1丁2-13に本部を置いた暴力団で、元・指定暴力団・二代目東組の二次団体。二代目・川口和秀の絶縁により家名抹消。
略歴
- 1960年頃、東清が東組を結成し、実弟・東勇が清勇会を結成。東清と東勇の名前を一字ずつとった。
- 川口和秀は15歳で渡世入り。23歳で清勇会の二代目を継承。
- 1989年、組員が起こした事件がきっかけとなり、川口和秀は共謀共同正犯で逮捕され、22年間の獄中生活を送る。
- 2010年、川口和秀が刑期満了2ヶ月前に東組が二代目体制になり、副組長に就任する。
- 出所後には、映画や書籍なども手掛けた。
- 2015年3月に放送されたドキュメンタリー番組「ヤクザと憲法」では、100日間に及ぶ密着取材を「謝礼金は支払わない。収録テープ等を事前に見せない。顔へのモザイクは原則かけない」という条件の元、40分テープ500本分の映像が撮影された。
- 2022年2月28日、三代目継承問題で、二代目清勇会会長・川口和秀が、東組執行部に異議を唱え対立、内部分裂が生じた。
当初執行部では川口和秀並びに若頭・田村順一を舎弟への降格とすると決議されていたが、川口和秀が二代目清勇会は東組の分家で有ることから、独立組織として存続する話であったが、初代清勇会会長・東勇の了承を得られず清勇会は独立組織として存続できず、二代目東組は、川口和秀を絶縁、二代目清勇会の家名を抹消とし解散した。
また、若頭の三代目森田組組長・田村順一、若頭補佐兼組織委員長の司成会会長・土方基成、若中の二代目清勇会若頭・大野大介を除籍、三代目森田組及び司成会も解散、傘下組織も解散と引退、一部は他の東組傘下組織へ移籍という形を取り内部分裂は終結した。
- 同年3月20日付の「御通知」として、川口和秀の個人名で自身の渡世引退と「二代目清勇会」の解散を明記し、関係各所に通達した。
清勇会系譜
初 代 - 東 勇(東組初代・東清の実弟)
二代目 - 川口和秀
二代目清勇会組織図
会長
川口和秀(二代目東組副組長)
執行部
若 頭 - 大野大介(二代目東組若中・大野組組長)
舎弟頭 - 今井進
舎弟頭補佐 - 山岡 馨
本部長 - 呉本公一(二代目幸導舎組長)
若頭補佐 - 隈村州男
若頭補佐 - 花桜武士
若頭補佐 - 脇坂篤典
事務局長 - 河野裕之
舎弟
清水良佑(新進会?会長)
大石政和
橘 和政
会長秘書
呉本大地
若中
芝原大輔
村上治彦
片田 力
藤原龍樹
西村 寿
本部預り
谷口征二(二代目東組本家付・谷征会会長)
山本 清(二代目東組本家付)
尾崎康弘(尾崎組組長)
道畑智也
笹尾直樹
穂積 勝
清勇会出身者
・滝本博司(二代目東組組長・滝本組組長)
・赤松國廣(二代目東組本部長・赤松組組長)
・田中明彦(二代目東組舎弟頭・田中組組長)- 解散
・桜井正友(二代目東組舎弟・桜井会会長)
過去の組織図
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