田中啓次郎
田中啓次郎(たなかの けいじろう、田中敬次郎とも、別名・田中敬太郎、本名・原田政蔵)は幕末から明治の侠客、博徒。田中一家二代目。
略歴
- 群馬県佐波郡境町の人。
- 次郎長一家二十八人衆。国定一家三代目とも。
- 国定忠治子分の田中沢吉こと新井沢次郎の倅で、その跡目を継ぐ。
- 人を殺め旅に出る。
- 清水次郎長の所に草鞋を脱ぎ、清水大政こと原田政蔵(原田熊蔵)に仕えたので、大政の名前を貰い新井啓次郎から原田政蔵と改名した。
- 清水次郎長香典帳に金拾円上州田中・原田政蔵 同一家中とある。
- 明治30年8月3日歿。行年53歳。墓所は群馬県佐波郡境町の法養寺。
- 跡目は小此木藤吉が継ぐ。
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