堀井一家
十一代目堀井一家（ほりいいっか）は神奈川県藤沢市藤沢545に本部を置く暴力団で、指定暴力団・稲川会の二次団体。
略歴
- 明治初期、半鐘兼こと堀井兼吉が興す。
- 三代目加藤伝兵衛は鶴岡政次郎、藤木幸太郎、笹田照一とともに「横浜四親分」と呼ばれ、稲川会初代会長・稲川聖城の最初の親分。
- 1952年、稲川聖城の兄貴分であった横山新次郎が四代目を継承。
- 1989年、船越富久三が六代目を継承。
- 2002年、八代目常道人志が死去、跡目不在となる。
- 2007年10月に谷中芳雄が九代目を継承した。
- 2016年12月20日午前3時頃、住吉会系組員らに暴行を受けた堀井一家・池永組組長・池永信也が、神奈川県伊勢原市の伊勢原協同病院の玄関前に放置され、間もなく外傷性ショックで死亡する事件が発生（※）。
- 同日、東京都都新宿区大久保1丁目の住吉会系組事務所が入るビルで、拳銃を3発発砲して1階店舗のガラス扉やシャッターを壊す事件が発生。
- 2019年11月、新宿区のビルに拳銃3発を発砲した事件で、中村等と稲川会系組員ら7人が銃刀法違反（発射）などの疑いで逮捕された（※）。
- 2020年、新宿区大久保のビルに発砲した実行役として、押田組幹部・中村和将が銃刀法違反（組織的発射）などの疑いで逮捕された（※）。
- 2022年9月14日、2016年12月に発生した住吉会十三代目幸平一家との抗争に関して、東京地裁は判決公判で中村等他4名に無罪を言い渡した。
系譜
祖 - 保土ヶ谷伊三郎
初 代 - 堀井兼吉
二代目 - 堀井久吉
三代目 - 加藤伝兵衛
四代目 - 横山新次郎（1952年-）
五代目 - 和田永吉
六代目 - 船越富久三（1989年-）
七代目 - 上原義野
八代目 - 堂道人志（-2002年）
九代目 - 谷中芳雄（2007年10月-）
十代目 - 勇 菊龍
十一代目 - 中村 等
十一代目堀井一家組織図
総 長 - 中村 等
総長補佐 - 田中宏一（稲川会代表理事・田中組組長）
若 頭 - 松本秀烈（稲川会代表理事・二代目勇組組長）
総本部長 - 押田 仁（稲川会代表理事・押田組組長）
組織委員長 - 外木和浩（稲川会代表理事・外木組組長）
懲罰委員長 - 藤本 勇（稲川会理事・二代目赤羽組組長）
運営委員長 - 熊澤義夫（稲川会理事・谷義組組長）
慶弔委員長 - 小澤 豊（稲川会理事・小澤組組長）
渉外委員長 - 金子英一（稲川会理事・二代目保田組組長）
行動隊長 - 大島一芯（稲川会理事・二代目勇組組長代行）
総長秘書 - 小関勝巳（稲川会理事・押田組若頭）
執行部 - 斎藤武洋（稲川会理事・二代目池永組組長）
執行部 - 太田基樹（稲川会理事・外木組組長代行）
執行部 - 八巻尭八（稲川会理事・二代目勇組本部長）
執行部 - 鮑子 尊（稲川会理事・二代目赤羽組組長代行）
直参
横田征康（押田組副組長・横田総業組長）
総長秘書 - 小関三良（押田組組織委員長）
冨成信雄（外木組若頭）
鈴木成利（鈴成組組長）
総本部班長
金子 俊（二代目保田組幹部）
総本部事務局長
守本武志
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