矢畑一家
五代目矢畑一家(やはたいっか)は茨城県結城市結城1614矢畑会館に本部を置き、茨城県結城市小田林2520-11栄徳に本家を置いた暴力団で、指定暴力団・住吉会の二次団体であった。2021年11月1日付、総長であった川邉泰介の除籍処分により、一家家名抹消が九代目住吉会執行部の協議により決定された。
略歴
- 四代目総長・駒野徳治までは住吉会・親和会に加盟していたが、娘婿である川邉泰介が五代目を継承、駒野徳治の懇願により、住吉会会長である西口茂男の最年少直参にさせた。ところが先代である駒野徳治が死去すると、西口直参であることを背景に出し、時には反住吉姿勢をちらつかせ、継承した住吉会会長(福田晴瞭・当時)や執行部への悪態が目立ち始めた。また、三代目親和会会長に誰からも推薦されなかったことへの不満から親和会から脱退した。
- 兄弟分である醍醐正夫が大規模な負債を抱え、その負債が西口茂男に及んでも川邉泰介は一向に助ける気配すらも見せなかった。
この問題は児島秀樹が一任し全額工面し問題を解決させ、ここで後に明暗を分けたのも言うまでもない。これについて川邉泰介は逆恨みをしていたという。
- 2021年11月1日、連続で会合にも出席せず、度重なる素行問題により九代目住吉会執行部から川邉泰介を除籍させ、矢畑一家家名抹消を決定。
除籍通知の文面は、破門処分に匹敵する厳しい文面であった。
- 川邉泰介は、青森県から17~18歳の頃に茨城県へと流れてきたが、そこで駒野徳治の若い衆となり、駒野自身が経営するスナックの用心棒マスターを任されていた。そのスナックで働いていた実娘と結婚させ娘婿(長女)になれた、先々は財産や総長の座を取れるという自惚れが、このような結果を招いたのも事実であり、他の組織でもこのような事案はいくつもある。総長代行の田中政明も娘婿(次女)になっており、現在も身内による血縁者(長男・次男)が威勢を張り、継承順位になってるようである。
系譜
初 代 - 矢畑 清(本名:山口清次郎)
二代目 - 須藤清三郎
三代目 - 塚越喜一郎
四代目 - 駒野徳治(住吉会常任顧問)
五代目 - 川邉泰介 (2021年11月1日付・除籍処分・一家抹消)
六代目 -
五代目矢畑一家組織図
総 長 - 空位
総長代行 - 田中政明(住吉会副会長)
総長補佐 - 杉山不二男(住吉会副会長・杉山総業組長)
理事長 - 駒野雅之(住吉会副会長・矢畑同志会会長)
本部長 - 田村雅之(住吉会副会長・田村組?組長)
幹事長 - 宮本和典(住吉会副会長・宮本組組長)
組織委員長 - 土橋博貴(住吉会副会長・土橋組組長)
渉外委員長 - 川邉健二(住吉会副会長・川邉総業組長)
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