現金屋
二代目現金屋（げんきんや）は岡山県児島市に本拠を置いた暴力団で、三代目山口組の二次団体であった。
略歴
- 戦後、三宅芳一が旧軍用被服類を略奪横流しして巨万の富を築き、現金屋を結成する。数百人の子分が集まった。
- 1951年、法務府から解散命令をうけ、現金屋は解散した。
- 1952年、三宅芳一は土建業現金屋三宅組を設立、現金屋を復活させた。。
- 1956年、三宅芳一は児島市議会議員に初当選した。
- 1962年、三宅芳一は政治家に専念するため、ヤクザを引退する意向を示した。跡目を幹部・熊本親に譲ろうとしたが、内部で反発があり断念した。
- 1963年、現金屋幹部の熊本親は三代目山口組・地道組に加入した。
熊本親は熊本組を結成した。
- 1964年、熊本親は三代目山口組直系若衆に昇格した。
- 同年、三宅芳一は三代目山口組客分の盃を受けた。
- 同年、三宅芳一は児島市議会議員選挙に連続当選したのを機にヤクザを引退し、現金屋二代目を実弟の三宅一巳に譲った。
- 三宅一巳は三代目山口組舎弟の盃を受け、現金屋は三代目山口組に加入した。
- 1965年、三宅一巳は三代目山口組を破門となり現金屋は解散した。組員は熊本組や大石組に引き継がれた。
系譜
初 代 - 三宅芳一
二代目 - 三宅一巳
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