清水善吉
清水善吉(しみず ぜんきち)は明治の侠客、博徒。平井一家三代目。
略歴
- 現在の愛知県豊川市の人。
- 文久3年(1863年)1月4日、清水善六(原田常吉実弟)の長男に生まれる。
- 原田常吉跡目となる。
- 豊橋中世古に住む信州斉藤一家和泉小市?の子分・後藤近蔵?の兄貴分。
- 遠州高田屋一家二代目・横山亀吉香典帳に金拾円豊川・清水善吉とある。
- 先代の勢力を維持し多数の配下を統率したが懲役10年の刑(詐欺賭博との説あり)の判決を受け関東方面に逃亡した。
- 清水善吉は東京に於て死亡七月二十六日本葬す。
- 大正10年7月2日没、行年59歳。墓所は愛知県宝飯郡小坂井町平井の元火葬場。
墓に大正十四年七月一家一同建之とある。
- 跡目は冨安伊作が継ぐ。
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