山健組のバックアップ(No.3)

山健組

五代目山健組（やまけんぐみ）は兵庫県神戸市中央区花隈町26-4に本部を置き、兵庫県神戸市中央区花隈町25-15に山健会館を置く暴力団。

来歴

愚連隊を源流としている。
1961年、三代目山口組組長・田岡一雄の若衆、山本健一が山健組を結成。
その後、山本健一は山口組若頭補佐に就任。
1971年に山口組若頭・梶原清晴が海難事故で急逝。
若頭後継は、ともに若頭補佐の山本健一と山本広による決選投票が行われ、投票結果で一度は山本広に決定したが、山本健一の直訴により田岡一雄から山本健一が若頭に指名され就任。
田岡一雄の山本健一への寵愛ぶりは有名で、山本健一は田岡一雄の後継者と目されながらも1981年7月、田岡一雄の死後、翌1982年2月に後を追うように病死。
1984年、四代目山口組組長に就任した竹中正久は、直参に昇格して間もない二代目山健組組長・渡辺芳則を異例の早さで若頭補佐に抜擢。
1985年1月、山口組若頭・中山勝正が暗殺されると、2月に編成された暫定執行部体制で渡辺芳則が後任の若頭に就任。
渡辺芳則は直参昇格から3年足らずの間に山口組ナンバー2の座についた。
のちに六代目山口組体制において高山清司が直参昇格からわずか4ヶ月で若頭に就任し、この記録を破っている。
1989年、渡辺芳則が五代目山口組組長に就任すると、三代目を継承した桑田兼吉の他、中野会会長・中野太郎ら最高幹部10人が同年のうちに山口組直参に昇格。
1990年、桑田兼吉と中野太郎が山口組若頭補佐に就任。山健組の勢力を磐石なものにし、山口組の最大派閥へと押し上げた。

2003年、桑田兼吉の懲役7年の判決が確定すると、若頭・極心連合会会長・橋本弘文を組長代行に昇格させ、四代目健竜会会長・井上邦雄を後任若頭とする組織改編を行った。

2005年、橋本弘文と前舎弟頭の相談役・太田会会長・太田守正が山口組直参へ昇格、橋本弘文は山口組若頭補佐に就任。
同年、六代目山口組が発足、桑田兼吉が引退し若頭・井上邦雄が山健組四代目を継承。井上邦雄は山口組幹部に就任。
同年11月、山健組舎弟頭の木村會会長・木村阪喜と、舎弟頭補佐・大同会会長・森尾卯太郎?が本家直参へ昇格。
同年12月、井上邦雄が幹部から山口組若頭補佐兼阪神ブロック長に昇格・就任。

山口組離脱・神戸山口組結成

2015年8月、山口組六代目・司忍組長の出身母体「弘道会」を中心とした組織運営に不満を募らせ、山健組を含む複数団体が離脱に動き始める。
山口組執行部は離脱派組長10数人を絶縁・破門の制裁処分とした。
山健組は他の離脱派団体とともに新団体・神戸山口組を結成。四代目山健組組長・井上邦雄が組長に就任。
2017年4月30日、山健組副組長であった織田絆誠が神戸山口組を離脱、新団体・任侠団体山口組を結成。
2018年5月5日、緊急直系組長会が開催され、井上邦雄から五代目健竜会会長・中田浩司が「五代目山健組」組長を継承する事が報告された。
同年5月16日、「山健会館」にて「五代目山健組」継承盃儀式が行われ、寺岡修若頭（侠友会会長）が取持人を、入江禎副組長（二代目宅見組組長）が特別推薦人を務めた。
媒酌人は神戸山口組と親交がある五代目浅野組幹部・櫻井新也が務めた。
2020年7月16日、神戸山口組離脱 これにより一次団体となった。

系譜

初　代 - 山本健一（三代目山口組若頭）
二代目 - 渡辺芳則（五代目山口組組長）
三代目 - 桑田兼吉（五代目山口組若頭補佐）
四代目 - 井上邦雄（神戸山口組組長）
五代目 - 中田浩司

組織図

組　長 - 中田浩司
若　頭 - 與則和（與組組長）
本部長 - 物部浩久（三代目妹尾組組長）九州・中国ブロック長
若頭補佐 - 山之内健三（誠竜会会長）関東・東北・北海道ブロック長
若頭補佐 - 橋本憲一（橋本会会長）神戸ブロック長
若頭補佐 - 野崎秀夫（四代目伊藤会会長）
若頭補佐 - 水田忠好（三代目村正会会長）播州・四国ブロック長
若頭補佐 - 菱川徹（二代目一勢会会長）
若頭補佐 - 島田潔希（二代目兼昭会会長）
若頭補佐 - 藤岡宏文（誓仁会会長）
若頭補佐 - 西野雅之（二代目健國会会長）
若頭補佐 - 西川良男（六代目健竜会会長）

舎弟

本家親分付 - 宮田世市
本家親分付 - 西岡義明（三代目晃心会総裁）
元満志郎（二代目安部組組長）
高橋武身
 牧野元義
 小林茂（三代目臥龍会会長）
福富均（福富組組長）中国・大阪ブロック長代理
竹本均（百八竜会会長）

幹部

慶弔委員長 - 池田真吾（池田会会長）
中村啓一（二代目南進会会長）
木本陸朗?（三代目鷲坂組組長）
岩崎尚介（二代目道志会会長）
山本實（二代目橘会会長）
田中純一（二代目中川連合会会長）
松森治（三代目宮鉄組組長）
川尻雄喜（誠雄会会長）
鈴木修司（二代目酒井組?組長）
岡田渉（二代目武神会会長）

若中

慶弔委員 - 中西昭夫（二代目宮田興業組長）
松永俊彦（二代目東龍連合会長）
慶弔委員 - 山口公勢（三代目齋藤組?組長）
岡本政厚（東誠会会長）
高倉重典（三代目松藤組組長）
小島慎也（小島会会長）
香西一寿（香西組組長）
慶弔委員 - 長田正雄（長田総業組長）
中西章泰（四代目今倉組組長）
村中正也（三代目晃心会会長）
大路公貴（二代目明王会会長）
中島義明（五代目春駒組組長）

本部預かり

二代目健仁会（代表：藤勝彦）
邦将會?（代表：永田仁）

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最高顧問

顧問

若中相談役

舎弟

幹部

若中

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