大前田久五郎
大前田久五郎(本名:田島久五郎)は幕末の侠客、博徒。大久保一家の貸元で、草相撲で鳴らした。大前田英五郎の実父。
略歴
- 上野国勢多郡大前田の人。
- 宝暦元年(1751年)小名主田島新之丞の二男に生れる。
相撲を好み四股名を瀧登久五郎と称し草相撲の大関格で、力量は有るし仁侠肌で有った為、名主を辞め大久保一家田中代八の盃を受け大久保一家大前田の貸元になる。
- 跡目は長男の盲目要吉(田島要吉、大前田英五郎の実兄)が継ぐ。
- 二男の大前田英五郎は、後に関東一の大親分になる。
- 享和元年2月26日没。行年50歳。
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