髙山誠賢
髙山誠賢(たかやま せいけん 通名:髙山義友希(たかやま よしゆき))は日本のヤクザ。指定暴力団・六代目山口組若中・組織委員、淡海一家総長。
略歴
- 四代目会津小鉄会長となる髙山登久太郎の実子として生まれる。
- 東海大学卒業後、地元の信用組合滋賀商銀へ入組。
- 父・髙山登久太郎の権威を頼りに建設業や金融業を営んでいた。
やがて不動産事業を通じて計画した石垣島でのリゾート開発が失敗したことで数百億円の負債をつくり、それが会津小鉄会内における髙山登久太郎の権威失墜を招き、引退に追い込んでしまう。
- 1997年(平成9年)、父・髙山登久太郎が引退すると、地元有力関係筋との間で不和が多発するようになる。
- 2003年(平成15年)、弘道会会長・司忍の舎弟盃を受けて弘道会に加入、滋賀県大津市に自ら「淡海一家」を旗揚げして渡世入り。
- 二代目弘道会では舎弟頭補佐を務めた。
- 2009年(平成21年)1月、二代目弘道会から内部昇格で六代目山口組若中に昇格し、滋賀県初の直参組長となった。
- 同年12月、建設会社の代表から4000万円を脅し取った恐喝事件の共犯として、髙山誠賢が指名手配された。
- 2010年(平成22年)4月、恐喝事件の共犯として、京都府警に組織犯罪処罰法違反の容疑で逮捕された。
- 2015年(平成27年)6月、髙山誠賢は一貫して無罪を主張したが、最高裁で懲役8年の実刑判決が確定した。
その後、腎不全により健康状態がすぐれない事から収監が見送られていたが、虚偽の診断書による収監逃れが取りざたされた。
- 2017年(平成29年)2月、髙山誠賢は出頭し、大阪刑務所に即日収監された。
- 2023年(令和5年)8月4日、懲役8年の刑期であったが未決拘留日数560日が刑期に算入され、約6年半で大阪刑務所を満期で出所。
保釈期間はあったものの、2009年に指名手配され、山口組の定例会などに出席できない状況が続き、13年8か月ぶりの復帰となった。
- 2024年(令和6年)3月29日、山口組執行部会で組織委員に就任した。
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