的屋

的屋(てきや)は、縁日や盛り場などの人通りの多いところで露店や興行を営む業者のこと。
祭りや市や縁日などが催される、境内・参道・門前町において屋台や露店で出店して食品や玩具などを売る小売商や、射幸心を伴う遊技として射的やくじ引などを提供する街商や、大道芸にて客寄せをし商品を売ったり、芸そのものを生業にする大道商人などが含まれる。「当たれば儲かる」ことから的矢に準えて言われるようになった言葉である。
的屋(まとや)、香具師(やし)、三寸(さんずん)とも呼ばれる。

概要

分類

時代の経過や売り物のによっても事細かに名称が存在するが、現在に受け継がれている代表的な種別を表すもの。
分類では他に口上により、口上のある啖呵売(たんかばい)と泣き売(なきばい)、口上のない飲食販売や技だけで客寄せする音無(おとなし)などがある。

転び(ころび)

小店(こみせ)

三寸(さんずん)

高物(たかもの)

大占め(おおじめ)

弾き(はじき)

木(ぼく)

消え物(食品)や玩具

賭け物(遊技や籤)

的屋と博徒






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