水谷一家
六代目水谷一家(みずたにいっか)は三重県四日市市西浦2-12-3に本部を置く暴力団で、指定暴力団・六代目山口組の三次団体。現在は三代目弘道会・五代目河村一家預かり。
略歴
- 元は博徒系の独立一家。
- 1970年、四代目・佐川昌巳が三代目山口組の若中として加入。
- 1978年4月、佐川昌巳が病死。
- 宮本一利が五代目を継承し、三代目山口組・山広組に舎弟として加入。
- 1984年6月13日、五代目総長・宮本一利は、竹中正久の山口組四代目就任に反対する反竹中派と一和会を結成。副本部長に就任。
- 1985年3月6日、三重県四日市市の喫茶店で、五代目水谷一家元相談役・清水幹一が2人組の男に拳銃で胸と腹を撃たれて死亡。
- 同年4月12日、四代目山口組・弘道会・薗田組幹部ら3人が、名古屋市のレストランで、水谷一家隅田組幹部・中本昭七と、隅田組組員・島上豊を拉致監禁。
薗田組幹部ら3人は警察に電話し「水谷一家が1時間以内に解散届を出すのならば、中本昭七と島上豊を解放する」と伝えたが、水谷一家が解散を拒否したため、翌13日に中本昭七は射殺され、島上豊は重傷を負った。
- 同年5月11日、宮本一利の自宅に拳銃7発が撃ち込まれた。
- 山一抗争終結後、五代目総長・宮本一利は初代弘道会に移籍、舎弟頭補佐に就任した。
- 石神正悟が六代目を継承し、二代目弘道会の若中に昇格。
- 2018年8月、石神正悟の死去後、後継者が決まらず、五代目河村一家の預りとなる。
水谷一家系譜
初 代 - 水谷豊助
二代目 - 寺村孝三
三代目 - 中野秀郎
四代目 - 佐川昌巳(三代目山口組若中)
五代目 - 宮本一利(山広組舎弟→一和会副本部長→弘道会舎弟頭補佐)
六代目 - 石神正悟(弘道会若中→二代目弘道会財務副委員長)
六代目水谷一家組織図
総 長 - 空席
若 頭 - 石神明彦
本部長 - 岡田聡浩
事務局長 - 白井 賢
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