ナチュラル
ナチュラルは、東京都新宿区歌舞伎町に本拠を置く半グレ・匿名・流動型犯罪グループ。
風俗スカウト会社であるが、法人設立登記はしておらず、2020年以降はホワイト、広告ナビなどと名乗っていたが現在は「スマイル」などと名乗っている。
概要
- 木村と呼ばれる双子兄弟の兄が発起したスカウト組織。
- 2006年頃、東京都立川市にあるスカウトグループ・ランコムで、スカウトとして2、3年勤務した。
- ランコム上層部との方針や報酬、意見相違などから御法度とされるグループからの独立を企て、活動区域を立川エリアを外した歓楽街に移して仲間を増やし、「ナチュラル」と名乗るようになった。
- 木山兄弟の双子の弟は元神奈川県川崎市の消防士で、ナチュラルの発足後に川崎市消防局を退職してナチュラルに所属した。
- 当初は住吉会・十三代目幸平一家・加藤連合会・宅見組二代目禎心実業?をケツ持ちとしていた。
- 2020年頃の全盛期には800人ものスカウトマンが所属する組織で、歌舞伎町、六本木、渋谷や横浜など首都圏の広い範囲で活動していた。
- 縄張りの暴力団に多額の現金を支払うなど共存共栄を図り、組織を拡大した。
- 警察を「ウイルス」と称し、取締りを回避する為、メンバー間でも本名を秘して源氏名を使用し、ナチュラルが数千万円かけて独自開発した秘匿性の高い「秘密アプリ」でメンバー間の通信・やりとりを厳命するなど、徹底した警察対策を講じる秘密結社的側面を持つ反社会的組織。
歌舞伎町で起きた「スカウト狩り」騒動
- 2020年、別のスカウト会社の風俗スカウトを引き抜いたことが発端でトラブルとなり、引き抜きにあった風俗スカウト会社が加藤連合会傘下の聡仁組だったため、賢総業と聡仁組で話し合いが持たれるも、ナチュラル側が和解案を拒否し続けた結果、賢総業から見限られる形となり、住吉会とナチュラルは対立状態となった。
- 同年6月、小さな小競り合いが続いていたが、ナチュラルの風俗スカウトマンたちが住吉会系組員たちを集団暴行する騒動をきっかけに「歌舞伎町スカウト狩り事件」に発展した。
約100人の住吉会傘下の組員らがナチュラルの風俗スカウトマンたちを捜して歌舞伎町で私的検問するなどの大騒動が数日間続き、事態を重くみた警視庁が機動隊を出動させるなどして沈静化した。
- 同年10月28日、歌舞伎町の路上で乱闘したとして、住吉会系組員4人と、ナチュラル会長・西田寛昭、幹部・桑村俊和、幹部・小長谷研人ら3人が暴力行為法違反で逮捕された(※)。
- ナチュラルは、乱闘騒動後、住吉会・幸平一家・加藤連合会側と手打ちをしたとされ、その条件として多額の和解金(3000万円以上)のほか、グループ名の改名、木山兄弟らの引退などが付されたとされている。
- 手打ち以降、ナチュラルは「求人広告タピオカCS」「ウクライナナビ」「Barバニラ」「ブルー」などと名乗っているが、木山兄弟の兄はグループにおける方針、内規、決定事項などについては顧問的な立場で参画し、その影響力は引き続き堅持しているとされる。
名称とケツ持ちを変えて活動を継続し、その勢力を全国に拡大。スカウトマン1500人を擁する大企業にまで成長した。
「スカウト狩り」以降
- 2021年2月、2020年9月にスカウトグループ内のルールを破ったメンバーを暴行して制裁を加えたとして幹部・沢田和哉が逮捕された(※)。
- 2023年11月1日までに、グループ規約を破った制裁としてグループメンバーの男性を同年2月17日~25日の8日間にわたって新宿区歌舞伎町2丁目のマンションに監禁し、フライパンで顔や背中を殴るり蹴るの暴行を加えたほか、人体通信管理や肛門に大人のおもちゃを無理やり入れるなどの拷問をして全治6か月の重傷を負わせたとして、沢田和哉や兼子エディらメンバーの男14人が監禁と強制わいせつ致傷の疑いで逮捕された(※)。
構成員
会 長 - 西田寛昭
金庫番 - 玉川勝史
幹 部 - 沢田和哉
幹 部 - 桑村俊和
幹 部 - 小長谷研斗
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