旭琉會
旭琉會(きょくりゅうかい)は沖縄県中頭郡北中城村島袋1362に本部を置く指定暴力団。
略歴
- 沖縄県を本拠としている暴力団、世間一般的には、「きょくりゅうかい」だが、旭琉會組員・関係者からは「ぎょくりゅうかい」と呼称されている。
- 1970年に「沖縄連合旭琉会」が結成された。
- 1990年、三代目旭琉会が分裂する形で内部抗争が発生。理事長であった富永清の率いる9組織が離脱し「沖縄旭琉会」を発足。そのまま熾烈な抗争に突入した(第6次沖縄抗争?)。
高校生1人、警察官2人を含む7人が抗争の凶弾によって死亡し、13人の負傷者が出た。両組織あわせて220人の逮捕者を出し、抗争に用いられた拳銃42丁、手製爆弾などが押収された。
- 1992年における「暴力団対策法」の施行は、この「第6次沖縄抗争?」を一因としたものであった。
- 同年2月、三代目旭琉会・沖縄旭琉会の代表が抗争の終結宣言を行い、表だった抗争は事実上、終結したものの、そのまま2つの「旭琉会」が並立、緊張を伴う“冷戦状態”が以後20年余にわたって継続した。
- 同年6月、旭琉会・沖縄旭琉会の両者揃って「指定暴力団」に指定。
- 2010年、旭琉会三代目会長・翁長良宏が退き、理事長を務めた花城松一が旭琉会四代目を襲名。
四代目旭琉会会長・花城松一の後見人となったのは沖縄旭琉会会長・富永清だった。
- 2011年11月、分裂から21年を経て「沖縄旭琉会」が「旭琉会」を吸収合併する形で両組織の一本化が正式決定。「旭琉會」として再統一となった。
- 2019年7月12日、会長・富永清が逝去。以後、会長不在となる。
- 2022年2月10日、旭琉會本部にて幹部会が開かれ、二代目照屋一家総長・永山克博を暫定代表とする就任が了承。
今後、旭琉會の理事や役職を改め、理事長などの要職を選任し、組織内の世代交代を図っていくとみられている。
- 2022年5月7日、警察庁警備当局が旭琉會と竹連幇が関係を深めていることから動向を重視している。
系譜
旭琉會
初 代 - 富永 清
代 表 - 永山克博
旭琉會組織図
最高幹部
代 表 - 永山克博(二代目照屋一家総長)
代表補佐 - 與那哲也(龍神一家総長)
代表補佐 - 又吉敏廣(二代目島袋一家総長)
理事長 - 糸数 真(三代目富永一家総長)
本部長 - 知念秀視(二代目沖島一家総長)
幹事長 - 狩俣重三(二代目功揚一家総長)
相談役 - 安慶名誉夫(誉一家総長)
相談役 - 佐久本運(二代目優心一家総長)
相談役 - 久高将茂(丸宏一家総長)
直参総長 - 大城勝巳(二代目ナニワ一家総長)
直参総長 - 嘉陽三郎(三代目丸良一家総長)
直参総長 - 豊里友尚(二代目一心一家総長)
直参総長 - 前泊頼男(三代目辻昌一家総長)
直参総長 - 上原芳正(二代目志多伯一家総長)
直 参 - 泉 操
直 参 - 糸数光秀
直 参 - 知念正人
顧 問 - 座安 隆(旭成一家総長)
顧 問 - 宮城保彦(山久一家総長)
顧 問 - 中村 實(桜一家総長)
顧 問 - 高江洲良吉(錦一家総長)
最高顧問 - 上江洲丈二(南州一家総長)
最高顧問 - 上原健次(湊一家総長)
最高顧問 - 花城松一
旭琉會組織図
統合前の組織図
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