酒梅組
十代目酒梅組(さかうめぐみ)は大阪府大阪市西成区太子1-3-17に本部を置く指定暴力団。
主な施設
略歴
- 明治30年代、鳶梅吉が大阪南区に結成。
以来、金筋博徒として名を馳せた。
- 五代目・谷口正雄の頃が全盛期で2000人以上の組員がいた。
- 1993年5月26日、大阪府公安委員会から指定暴力団に指定。
- 1999年夏頃、六代目・大山光次が失踪。
- 同年、金山耕三朗が七代目を継承。
- 2013年、酒梅組八代目・南喜雅が引退。
谷口正雄の若衆であり、天龍会を率いて五代目体制で若頭補佐、八代目体制で舎弟頭を務めた吉村光男が九代目を継承。
継承式には、六代目山口組若頭である髙山清司が後見人となっている。
- 2015年、六代目山口組が分裂。
吉村光男は神戸山口組組長・井上邦雄と兄弟分であったことから、六代目山口組の後見を解消し、神戸山口組支持を表明した。
- 2018年、九代目体制で若頭を務めていた木下政秀が十代目を継承、吉村光男九代目は総裁に就任した。
- 2020年1月27日、総裁・吉村光男は、2億円の融資を受けながらその後会社の倒産により返済を免れた不動産会社社長を殴って怪我をさせたとして、大阪府警に傷害と恐喝未遂の疑いで逮捕された。
- 2020年2月28日、大阪府警は総裁・吉村光男が、同じ不動産会社社長に金を返すように迫り、1500万円を脅し取ったとして再逮捕。
共犯として神戸山口組・山健組若頭補佐・藤岡宏文も逮捕された。
- 2020年12月2日、大阪地裁の公判で懲役7年が求刑された。
- 2021年1月28日、大阪地裁で吉村光男は懲役3年の実刑判決を、藤岡宏文は懲役2年6か月・執行猶予5年の判決を受けた。
- 2021年4月26日、継承式が行われ、総裁・吉村光男は引退。
- 同年、六代目山口組本部長・大同会会長・森尾卯太男が後見人となり、山口組との関係が修復された。
- 2023年12月の時点で警察の発表では、十代目酒梅組構成員数が10名しかおらず、指定暴力団の中では最も構成員が少ないばかりか、組織自体の衰退が著しく進んでいると発表された。
酒梅組系譜
初 代 - 鳶 梅吉
二代目 - 田中勇吉
三代目 - 松山庄次郎
四代目 - 中納幸男
五代目 - 谷口正雄(谷政組組長)
六代目 - 大山光次(三代目阪口組組長)
七代目 - 金山耕三朗(金山組組長)
八代目 - 南 喜雅(三代目森下連合会長)
九代目 - 吉村光男 (天龍会会長)
十代目 - 木下政秀(木政組?組長)
十代目酒梅組組織図
組長
木下政秀
最高幹部
若 頭 - 金石盛栄(金石會会長)
本部長 - 早川公裕(早川組組長)
若頭補佐 - 秋元天志
若頭補佐 - 池田貴紀(二代目天竜会会長)
幹部
事務局長 ‐ 中田一成(八代目今西組組長)
組長秘書・組長付 ‐ 児玉雄司
野山景年
小野寺和彦(光和会会長)
若中
森本忠士
花木祐紀
石村 慎
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