本願寺一家のバックアップ(No.12) | YAKUZA WIKI

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本願寺一家

本願寺一家（ほんがんじいっか）は愛知県名古屋市に本拠を置いた博徒系暴力団。

略歴

天保年間、尾張候の足軽部屋頭某が足軽人足の類を集めて賭場を開き、寺銭を徴収したことに端を発する。
この頃まだ家名はなく、本願寺源左衛門が跡を継いだ。
尾張国愛知郡本願寺村（現在の名古屋市瑞穂区本願寺町付近）出身の博徒本願寺源左衛門こと平子源左衛門が一家を興す。
本願寺源左衛門の子分山崎岩五郎こと須崎源七が跡目を相続するが本願寺一家の名を用いず山崎一家と称した。
同じく本願寺源左衛門の子分宮倉吉が愛知郡日置村に本居を構えて本願寺一家と称し大いに発展した。
西を稲葉地一家、東を瀬戸一家、南を三吉一家と接する名古屋の中心部に縄張りを持ち大勢力を築いた。
宮倉吉を初代としていたが後に系譜が整理され本願寺源左衛門を初代とした。
平野家一家初代・恒川末吉の親分、近藤太助は本願寺源左衛門の子分とされる。また、河村一家は本願寺一家の系統。
平野家一家と統合される形で消滅した。

本願寺一家系譜

初　代 - 本願寺源左衛門こと平子源左衛門
二代目 - 宮倉吉
三代目 - 日置綱五郎こと丹羽綱五郎
四代目 - 弘法兼こと高瀬兼次郎
五代目 - 黒宮徳次郎
六代目 - 小関正直（尾関正直）
七代目 - 佐藤安吉（平野家一家七代目総裁）

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