陳三郎
陳三郎(ちんさぶろう 本名:陳伝鋒 1925-没年不詳)は三代目山口組舎弟。丸三組組長。
略歴
- 大正14年(1925年)11月9日台湾生まれ。小学校卒業後の昭和13年(1938年)に来日。中華料理店で働き、田岡一雄とは田岡組時代からの顔見知りだったといわれる。
- 終戦後、密輸や賭博で得た資金を元に尼崎へ進出。パチンコ店や中華料理店を経営。
- 昭和25年(1950年)、田岡一雄から舎弟盃を受け、丸三組を結成。
- 昭和34年(1959年)、暴力行為により服役。その間、本家から派遣された大平一雄を中心に地元の清水組と尼崎抗争?を展開。
- 昭和36年(1961)年に出所し、丸三組を解散。組員は大平組へ移籍した。解散後もひとり親方として組内に留まり、事業を継続していたとされる。