中野義堅
中野義堅(なかの よしかた、本名・中野八郎兵衛義堅)は幕末の侠客、博徒。鯉淵一家五代目。
略歴
- 茨城県東茨城郡鯉淵の人。
- 享和3年(1803年)8月5日生まれる。
- 英邁豪直毫も謙遜にて弱きを助け強きを挫き、上役人意に適さざるときは懲らしめ、郷民の徳とし尊敬する者は日に増加しその勢い旭の登るが如きを以て、祖先伝来の役を免ぜられる。
- 与重を名乗る。
- 安政3年、53歳の時に無罪なるも無期流罪となり八丈島に流される。
- 八丈島流人帳に安政2年3月流罪、安政4年4月11日牢死、神湊抜舟八人の内、常州茨城郡鯉淵村百姓八郎兵衛52歳とあり。
- 安政4年4月11日牢死。行年54歳。墓所は茨城県東茨城郡内原町鯉淵の根小屋観音。
- 墓は明治8年11月嫡子与重妻満喜建之。
- 享和3年(1803年)、農民の苦境を救うために鯉淵一家を興す。八丈島に流刑となり、後に島抜けに失敗して死去。とあるが、別の与重か。
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