連雀嘉助
- 東京都三鷹市上連雀の人
- 馬喰であったと伝わる。
- 小川幸八と親しく、当初は小金井小次郎と対立した。
- 小次郎が佃島から帰還すると、小次郎と和解を果たす。
- 慶応3年、陣屋三之助の娘婿である菊五郎が、境村の若者との博奕にイカサマ骰子を用い、バレて暴行されるという事件が起きた。
熱狂冷めやらぬ若者らは暴徒化し、義父の三之助に詫びを入れるよう催促したが、これに怒った三之助は刃物・銃器で武装した一家を引き連れ、
若者らを追いかけ、遂に杵築大社の境内へと追い詰めた。
肝を冷やした若者らが、今になって三之助に詫びを入れるも聞き入れられず、
間に道案内(岡っ引)がはいったが、三之助は一向耳をかさなかった。
しかし、事態を聞きつけた連雀嘉助他二名が間に入り、両者を和解させ、三之助方の包囲を解くことを成功させた。