大平一雄のバックアップ(No.23) | YAKUZA WIKI

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大平一雄

大平一雄（おおひらかずお本名:松浦一雄）は日本ヤクザ。広域暴力団・元四代目山口組・舎弟頭補佐、三代目山口組・若頭補佐、大平組初代組長。

略歴

1947年、神戸市新開地の稲荷市場にある下宿屋に下宿する。
この下宿屋は元々「蛸文」という魚屋であり、その主は三代目山口組組長・田岡一雄の舎弟・中坂文八であった。
この下宿屋には、他にも山本健一や、益田啓助、前田豪?、益田芳夫、尾崎彰春、など、後に山口組の中核を担うことになる人物が多く下宿していた。
三代目山口組若頭、安原政雄会長が率いる安原会出身。
三代目山口組時代から最高幹部を務めた大平一雄が「大平組」を結成。

山口組と松本組の抗争事件

1960年（昭和35年）3月1日から3月2日にかけて兵庫県尼崎市で発生した三代目山口組系丸三組、大平組と、松本組系山本組との暴力団抗争事件である。

抗争勃発まで

1950年、三代目山口組系丸三組組長・陳三郎は、松本組組長・笠田隆平が縄張りとする尼崎市神田中通り南十字路に国際パチンコをオープンさせた。
1952年、陳三郎は、尼崎市神田中通一帯のパチンコ店、キャバレー、バーなどの用心棒を請け負い、松本組の縄張りに進出した。
1954年4月、丸三組組員が、尼崎市の松本組系山本組組員・南風利一を刺身包丁で刺殺した。
これを受けて陳三郎は田岡一雄に応援を求めたものの、田岡一雄は即座に応援部隊を送れなかった。そのため陳三郎は、笠田隆平と山本長次に詫びを入れた。
1959年4月、陳三郎は、暴力行為で有罪判決を受け服役。
田岡一雄は、大平組組長・大平一雄を派遣し丸三組を統括させた。
後に、松本組、山本組は消滅。

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