黒澤明

黒澤 明(くろさわ あきら)は日本の元ヤクザ。三代目山口組黒澤組組長。

略歴

グリコ森永事件への関与説

黒沢を語るうえで外せないのが「グリコ森永事件」との関連である。
1990年(平成2年)ごろから捜査本部が黒沢をターゲットに絞った。黒澤が1979年(昭和54年)にグリコから5億円を脅し取ろうとして拒否された過去があること、元組長の銀行口座に被害にあった企業の関係者から3億円の入金があったこと、犯行に使われたのと同種の和文タイプライターやタクシー払い下げ車輌を親族が所有していること、グリコに恨みを持つ人物が周辺にいたこと、53年テープに登場する人物と接点があることなどが疑惑の根拠となった。捜査本部は1992年(平成4年)3月に元組長を始めとするグループに任意同行を求めて事情聴取を行ったが、容疑を認める者は誰もおらず、物証もなかった。主要なメンバーにはアリバイもあった。
捜査本部が最後に総力を挙げて取り組み、グリコ・森永事件の捜査史上最大とも言われるこのグループへの捜査だったが、これをもって事実上グリコ・森永事件の捜査は終了した。



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