矢坂 顕
矢坂 顕 (1929年~1981年)は日本のヤクザ。初代工藤会理事長、初代矢坂組組長。
略歴
- 1981年(昭和56年)2月4日、北九州小倉の堺町にあるクラブ「美松」の店舗をを出た前で、草野一家若頭・大東亜会会長・佐古野繁樹と、工藤会理事長・矢坂組組長・矢坂顕が偶然鉢合せした。お互い敵対し合う組織のナンバーツー同士であり、当然口論の末、双方が拳銃を乱射、激しい銃撃戦となった。佐古野繁樹は矢坂組組員に撃たれ倒れながらも、2メートル程度の至近距離から矢坂顕を銃撃。
- 二人とも拳銃に装填された全弾を全て相手の身体に撃ち尽くし、その場で佐古野繁樹と矢坂顕の両名は出血多量で絶命した。享年52歳。この「堺町事件」から、工藤会と草野一家の抗争は泥沼化し、当月だけで6件もの発砲事件が発生した。
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