絆會
絆會(きずなかい)は兵庫県尼崎市戸ノ内町3-32-6に本部を置き、兵庫県神戸市長田区五番町3-5-7に本家を置く指定暴力団。旧称は任俠団体山口組及び任侠山口組。
略歴
- 元々は、指定暴力団山口組を源流としていたが、2015年に山口組が分裂、神戸山口組を結成した。
- 2017年4月30日、神戸山口組のメンバーの一部が再分裂して任俠団体山口組を結成。
同日、決意表明と称した結成式で、組織については名目上の「組長」は置かないで神戸山口組系列の中核団体、山健組の元副組長、織田絆誠(金禎紀)を代表、真鍋組組長、池田幸治を本部長とする組織を発表。
これにより山口組を源流とする暴力団は3派に分割することになった。
8月9日、旧字体である「俠」がニュースなどで正確に表記されず誤表記される事例が相次いだことから任侠山口組へ改名。
- 2020年1月12日、任侠山口組から絆會へと改称。
- 2020年2月17日、兵庫県公安委員会から指定暴力団に指定。
- 2020年8月11日、絆會若頭で四代目真鍋組組長・池田幸治が、尼崎東署に解散届を提出。
- 2020年9月29日、長野県警は、前日の28日に上伊那郡宮田村の飲食店駐車場で、指定暴力団・絆會系四代目竹内組の宮下 聡?組長が、絆會若頭・織田連合の金澤成樹会長に、乗用車内で拳銃のような物で腹部を撃たれ、逃走している殺人未遂容疑事件で、松本市の四代目竹内組事務所に捜査員約三十人で家宅捜索に入った。
事実、絆會を解散に至る協議は行われており、一部では、解散したら焼き肉屋でもやろう、との話も出ていた。今回の事件は絆會の解散騒動を発端とする内部抗争とみられる。
神戸山口組を脱退した岡山の池田組・池田孝志組長と、絆會・織田絆誠會長は懇意の間柄で、金澤若頭が宮下組長に拠点を岡山に移す事を指示、しかし実は四代目竹内組宮下 聡?組長は絆會解散後、六代目山口組系三代目弘道会の加入を、水面下では既に決定しており、その詳細や私情を知らない絆會若頭・織田連合の金澤成樹会長が賢明に説得するも、四代目竹内組・宮下 聡?組長が頑固として拒否した事がきっかけとなり事件となったとみられる。宮下組長は、絆會は完全に解散すると予測し、幾度となく抗争した野内組を頼らず三代目弘道会加入の意思を示したが、まさか絆會を温存継続するとは思ってもなく、今さら話しを振り出しに戻せば、それ相当のケジメ問題や、事情を全く知らない絆會をも巻き込み大抗争にも発展する可能性も考えられ出来なかったのであろうとも予測出来る。
- 2020年10月5日、絆會若頭・織田連合会長の金澤成樹(本名:金 成行(キム・ソンヘン)に逮捕状と指名手配が発令された。
組織図
會 長 - 織田絆誠
若 頭 - 金澤成樹(織田連合会長)
舎弟頭 - 植木 亨(二代目植木会会長)
統括委員長 - 前川勝優(絆誠連合会長)
本部長 - 権藤 聡(三代目織田興業会長)
若頭代行 - 上杉正義(誠連合会長)
若頭補佐 - 小島大享(神戸絆会会長)
若頭補佐 - 佐藤栄城(二代目柏田組組長)
若頭補佐 - 芥川貴光(二代目平山組組長)
若頭補佐 - 福井誠則(薩州会会長)
相談役
特別相談役 - 土倉太郎(二代目土倉組総裁)
相談役 - 花田哲雄(三代目東海連合総裁)
相談役 - 岡川賢二(岡川総業組長)
舎弟
中井一廣(中井組組長)
北島竜二(北誠会会長)
幹部
前田貴光(二代目志闘会会長)
稲山 恵(二代目土倉組会長)
東龍英文?(龍侠會会長)
出石真人?(侠真会会長)
矢野剛毅(昌道会会長)
道久 誠(二代目清水組組長)
鈴木頼一(二代目川田組組長)
若中
牟田秀次郎(牟田会会長)
積光武史(四代目鈴秀組組長)
三浦亮久(豪亮会会長)
永吉正樹(二代目中野総業組長)
陣代絆章(誠神會會長)
野澤 力?(四代目北竜会会長)
青木貴俊(誠心会会長)
西原大輔(二代目絆道会会長)
谷奥由浩(由仁総業組長)
渡辺吾朗(絆侠會會長)
増田勝一(貴道會會長)
浅田健太(二代目絆真会会長)
若野洋由(雄誠会会長)
伊藤洋輔(三代目長谷川組組長)
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