植木屋市五郎
植木屋市五郎（うえきや いちごろう）は日本の香具師。
略歴
- 入谷村の人。
- 三寸の祖とされる。
- 池の端弁財天御堂造影の際、寛永寺宮様がお出まし、参詣者が多かった。植木屋市五郎は飴菓子を路上に並べて売る。にわか雨があり困ったところ、宮様の目に止まり何者かと尋ねられた。御庭掃除の町人市五郎のと名乗ると、長柄の傘を授かり、冥加至極と頂戴した。また、お供の人が飴菓子が見苦しく低い台だと言うと市五郎はこれでも二尺三寸の高さがあると答え、それを聞いた人は笑った。それから三寸と呼ばれるようになった。
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