広尾円次
広尾円次(ひろおの えんじ、本名・落合円次郎(おちあい えんじろう)、別名・落合丹次郎)は幕末から明治の侠客、博徒。落合一家初代。
略歴
- 現在の東京都渋谷区広尾の人。
- 弘化4年(1847年)12月20日、庄坊主こと落合庄次郎の伜に港区芝白金で生まれる。漆細工の職人でもあり、明治中頃からは広尾に「円満社」という青果市場を経営していた。落合一家三軒茶屋貸元・富岡辰五郎は腹違いの弟。明治三侠に数えられる。
- 小金井一家・四軒寺・鈴木藤蔵墓に下落合村落合円治郎とある。兄弟分には佃政一家・金子政吉、煙草屋ノ市?。
- 大正5年10月14日没。行年70歳。墓所は東京都目黒区上目黒の寿福寺。
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