須田海山
須田海山は日本の香具師、実業家。
略歴
- 戦争中、羽田近くの日立航空に勤めていて終戦を迎え、退職金800円を貰った。
ニクロム線を巻いた電熱器を作って露店で売るとよく売れた。それに目をつけた香具師にネタの取り扱いを頼まれ、制作専門に回ったが、大手家電メーカーが電熱器を製造したため売れなくなった。
拡大機なるものを発明し売るとこれもよく売れ、旅から旅へ商売に出た。
ところが河内家に庭場のことで文句を言われたため、河内家の子分になり商売を続けた。
- 機械に詳しかったため、香具師仲間から綿あめ機の修理などを頼まれるようになり、次第にたこ焼き機等の露店に必要な器具の設計制作販売を行うようになった。
須田商事（現在のタカマチ産業）を立ち上げ、のちに株式会社にした。
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