比奈力蔵
比奈力蔵（ひなの りきぞう）は幕末の侠客、博徒。本郷一家?。
略歴
- 静岡県富士市比奈の人。
- 伊豆の生まれのよう。
- 比奈民蔵と共に下田の本郷金平の身内であった。
- 文久2年6月13日、博奕のホシのことから増川村の妙蓮寺の境内にて、比奈民蔵、下田竹五郎（後に遠州寺島の寺島一家四代目梅吉跡目）らと、増川仙右衛門の実父増川佐治郎こと宮下佐治郎を惨殺する。
- 文久2年8月4日、増川仙右衛門と佐治郎の一の子分であった辻勝五郎こと加藤勝五郎に御殿場在の神山で仇討ちにあう。
- 比奈民蔵こと本多民蔵の菩提寺の題唱寺の過去帳に、戒名・實相、伊豆ノ産・力蔵とある。
- 文久2年8月4日歿。行年不詳。
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