#author("2022-07-15T17:40:05+09:00","","")
*越後彫常 [#obb8fd68]
&size(16){''越後彫常''(えちごの ほりつね、本名・小嶋常五郎)は幕末の侠客。[[市川一家]]。};
**略歴 [#j9195d11]
-現在の新潟県妙高高原町田切の人。
-彫常こと小嶋常五郎は、越後の生まれで、若い頃に江戸に出て遊んでいた。
威勢が無かったので、全身に刺青を入れた。
彫物が無い所は手首足首と顔だけであったので、何時の間にか越後ノ彫常と言われた。
何処で[[辺見貞蔵]]と親分子分の関係を持ったかは判らないが、一の乾分となる。
その後、下総の前林村(現在総和町前林)に住居を構え[[生井一家]]前林の貸元となる。
-彫常の乾分には、後の[[生井一家]]三代目宝田多三郎、[[磯部庄五郎]]こと藤井庄蔵、[[柳橋藤太]]こと江原藤太郎、[[下大野弥太吉]]、下大野の相撲上りの元吉、[[柳橋林吉]](信州川中島に移る)などがいた。
-明治になり、故郷の越後関川在小田切(中頸城郡妙高高原町田切)に帰郷、[[市川一家]]の跡目を継ぐ。
-小嶋常五郎碑が、国道十八号線、田切の白田切橋下にある。
-墓所は新潟県中頸城郡妙高高原町田切の共同墓地。


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