浦上信之

浦上信之(うらがみ のぶゆき、通称・人斬り信、銀座警察署長)は日本のヤクザ、博徒、右翼。住吉一家三代目総長・阿部重作の一門。

略歴

  • 終戦後の銀座に一定ルールの秩序を設け、警察では解決出来ない理屈でも通らない事案を半強制的に解決させ、問題を抱えた経済人や民衆からは信頼された人物でもあった。
    浦上一派は、1950年(昭和25年)と1954年(昭和29年)の二回にわたって一斉検挙を受けた。1950年(昭和25年)の一回目の検挙時は、GHQの団体等規正令による解散指令が下った事によるが、この時は単なる暴力団的な行為しか行っていなかった。しかし、1954年(昭和29年)の二回目の検挙時には、本来の現行法律では解決出来ない経済事件の内容を独自に問題を「分析」し、まず基本的な処理を手っ取り早い暴力を背景として解決する事をビジネスとし、「聞き込み」で情報を収集し、「捜査」「張り込み」から「逮捕」「取調べ」「留置」「判決」「刑罰の執行」に至るまでの警察検事裁判所顔負けの事を、立派な事務所を構えて平然と行っていた。相談窓口には依頼者による順番待ちで長蛇の列だったと言う。
  • 太平洋戦争(大東亜戦争)戦勝国アメリカGHQまでもが介入し、強制的に解散させられるまでの大組織を作り上げた。
  • この浦上信之(銀座警察)は後に映画化され、1973年(昭和48年)7月4日に公開された。製作会社は東映。


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